Flutter入門(4) Firebaseを使ってみる(android/ios編)

前回につづき、Firebaseの認証機能を使った簡単なflutterアプリを作成します。今回は前回作成したアプリをandroid / ios で実行できるようにしていきます。

FirebaseプロジェクトにAndroidアプリを追加

Androidアイコンを選択します。

Androidパッケージ名(例:jp.a12345.myfire)を入力して、「アプリを登録」ボタンを実行します。

google-services.json をダウンロードして、VSCodeのフォルダ android/app の下にコピーします。

コピーしたら「次へ」ボタンを実行します。
Firebaseの画面に「プロジェクト レベルの build.gradle」に以下を追加する内容が表示されるので、VSCodeの方で修正します。

classpath 'com.google.gms:google-services:4.3.10'

同様に「アプリレベルの build.gradle」を修正します。

apply plugin: 'com.google.gms.google-services'

dependencies {
  implementation platform('com.google.firebase:firebase-bom:29.0.3')

VSCodeのmain.dartを編集

VSCodeのmain.dartに以下のコードを追加します。

Future<void> main() async {
  WidgetsFlutterBinding.ensureInitialized();
  // Firebase初期化
  await Firebase.initializeApp();
  runApp(MyApp());
}

Androidアプリのテスト

VSCodeのデバイス選択を「Android emulator」にして、実行します。
FirebaseプロジェクトのAuthenticationでテスト用に登録した、メールアドレスとパスワードでログインしてみます。

これで、Androidアプリの作業は終わりです。
つぎは、iosアプリのfirebase連携作業を行っていきます。

Firebaseプロジェクトにiosアプリを追加

iosアイコンを選択します。

AppleバンドルID(例:jp.a12345.myfire)を入力して、「アプリを登録」ボタンを実行します。

GoogleService-Info.plist をダウンロードして、「次へ」ボタンを実行します。

「Firebase SDKの追加」で「次へ」ボタンを実行します。

「初期化コードの追加」で「次へ」ボタンを実行し、最後に「コンソールに進む」ボタンを実行します。

Xcodeでの設定

VSCodeのiosを右クリックして「Open in Xcode」を選択します。

XcodeのRunner/Runnerを右クリックして「Add Files to “Runner”」を選択し、GoogleService-Info.plist を追加します。

iosシミュレータの起動

Xcodeの「Open Developer Tool」から「Simulator」を開きます。

Simulatorからとりあえず「iphone8」を選択します。

VSCodeのPodfileを修正

ios/Podfileの2行目のコメントを外し、’9.0’を’12.0’に変更します。

# Uncomment this line to define a global platform for your project
platform :ios, '12.0'

iosアプリのテスト

VSCodeのデバイス選択を「iPhone 8」にして、実行します。
FirebaseプロジェクトのAuthenticationでテスト用に登録した、メールアドレスとパスワードでログインしてみます。

これで、iosアプリでの作業は終了です。

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